尾道は瀬戸内の中でも潮の流れが緩やかで、水道を挟んでいる為、波の影響を受け難い場所である。昔から都と九州の中間点であり、同時に四国への入り口、山陰方面へのアクセスと、人の流れの交差点になった。
地形的に恵まれ、地理的に便利な港は貿易で栄え、当時、富を得た商人達は競って寺を建立した。
幸い尾道は戦火を免れ、古寺が現在まで多く残っているのだ。古寺を巡りながら遠いロマンに思いをはせる。その寺と寺とを結ぶ道もなかなか風情がある。