さぎの湯荘｜さぎの湯温泉・足立美術館／西日本の素敵な宿・高枕(たかまくら)

さぎの湯荘　足立美術館徒歩1分にある山陰の名湯。

　島根県安来市にある鷺の湯温泉（さぎのゆおんせん）、全国的に有名な皆生温泉と玉造温泉の中間に位置する三軒ほどの温泉郷である。安来（やすぎ）と言ってもピンとこない人も多い。でも庭園で有名な「足立美術館」があるところ、と言ったら分かる人も多いだろう。

　その鷺の湯温泉は、その足立美術館から徒歩1分のところで、美術館と温泉地がセットになったようで西日本でも珍しい。温泉は、さぎの湯荘の創業者が100年前に再興し、ラジウム含有の無色透明で毎分400リットル湧出する山陰では美肌の湯として、よく知られている。

　当然、さぎの湯荘の温泉も源泉掛け流しで、その自然の恵みを十分堪能できることが一番の魅力だろう。お風呂は、大浴場と露天風呂、貸切風呂が2ヶ所ある。その貸切のお風呂の一つの露天風呂は一枚岩をくりぬいて造ったもので、岩のつるっとした肌触りと温泉のやさしい泉質が合わさって、時間を忘れてしまう心地良さがある。

　そして、玄関からは見ただけでは想像できないが、2,000坪の敷地に庭園を囲むように二階建ての建物が配置してある。近年リニューアルしたこともあり、民芸調の館内や客室には山陰の陶芸や地元の鉄作品が飾られ、照明と相まって品よく落ち着いた空間だ。

　また、チェックインして一番最初に通される、庭を眺められるように造られたラウンジにはジャズが流れ、そこには本が置かれている。また、部屋にも本が置いてあり、空間と時間を自分達で楽しめるようになっている。100年以上続く宿ではあるが、伝統的な様式の中に現代の感性をうまく取り入れている。またスタッフの付かず離れずの接客態度も嫌みがない。

　この旅館の良さは、直接的でなく派手さもなく、奥深い。それは、温泉の豊かさ、日本庭園の美、和室の心地良さ、旬の地物の食材で作る料理の繊細さが、意識していなかった日本人としての感性が呼び覚まされるから、と言ったら少し大げさだろうか。

さぎの湯荘の魅力を、クリックしてご覧下さい。（フォトギャラリー）

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客室の詳細を見る

客室は4タイプあります。一番古い本館の客室、また新館客室は本館客室に比べ広く、庭園に面した和室や、リニューアルした和室があります。特別室は、すべて二間続きの和洋室となっており、木材、和紙、布などの心地良い素材と灯りでおもてなしできる客室になっています。

料理の詳細を見る

地元の食材にこだわり、一品一品手をかけて料理した伝統の味です。また安来節で知られる当地は、古くからどじょう料理が伝統の味として伝えられています。鍋、汁、唐揚げなどお好みでどうぞ。冬季に限り、山陰の味覚を満喫できるように、カニ鍋、ボタン鍋(イノシシ）、鴨鍋、寄せ鍋などもご用意しています。

風呂の詳細を見る

温泉は平安時代には発見されたと伝えられていますが、17世紀に大洪水で流されてしまいました。当館の初代がそれ再興し、白鷺が足の傷を癒したことから、「さぎの湯」と名付けられたと伝えられています。

各種サービスの詳細を見る

	部屋での食事	朝食は、朝食会場でお召し上がりいただきます。
	クレジットカード	JCB、VISA、MASTER、DC、UC等 *AMEXは不可
	駐車場	50台（無料）
	送迎
	洗顔セット	歯ブラシ、歯磨き粉、フェイスタオル、石鹸、コップ、ドライヤー
	バスセット	バスタオル、カミソリ、浴衣
	貸し出し品	DVDデッキ（無料）

【収容人数】　100人
【客室数】　和室 18、特別室 3
【料金（1泊2食付）】　22,000円～
【ロケーション】　安来駅から車 15分　　　
　チェックイン　15時、チェックアウト 10時

さぎの湯荘

〒692-0064
島根県安来市古川町478-1

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