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 館内は、ジブリ作品に登場しそうな雰囲気をもっている。もともとは昭和初期の歯科医院で、一年かけてそのほとんどをセルフリノベーションして宿となる。小さな受付窓だったり、調剤棚だったり、当時の面影が残っていて楽しい。柱や窓枠も色を塗り直し、和風なのにどこか洋風で、それが不思議としっくり収まっているのもおもしろい。
 共有スペースは、置かれている本、絵や小物がオーナーのセンスを感じさせ、雰囲気がいいので、ついつい長居してしまいそう。ゲストハウスならではの交流の場として、とてもいい空間になっている。そこにはあたたかい優しい灯りが灯っている。大きくはないけれど、引き寄せられる灯り。その灯りは集う者に一会の出会いをもたらしてくれる。
 「ゲストさんとの会話を通じて自分も旅をしているように感じる」というソルトさん。島の常夜灯のようにやわらかい光の灯る宿は、次の旅路へいざなう多くの出会いを待っている。

					 
				



| 料金 | |
| 素泊り | ¥6,000 | 
| 部屋での食事 | ||
| クレジットカード | ||
|  | 駐車場 | 普通車2台+軽自動車3台 | 
| 送迎 | ||
|  | 洗面セット | タオル(無料)、歯ブラシ(100円) | 
|  | バスセット | バスタオル(無料) | 
|  | 貸し出し品 | スクリーン、ドライヤー | 

| 【収容人数】 10人 | 
 〒794-2305  | 
