百楽荘は奈良市の富雄の高台にある、庭園に囲まれ閑静なたたずまいを誇る料亭。百楽園にあるから百楽荘というのは間違いで、百楽荘があったから百楽園という地名になったという面白いエピソードがある。それもそのはず、もとの敷地は8万坪(現在では1万坪)という広大な敷地は、元は松林に囲まれた別荘地として昭和の戦前に開発され今日に至る。
この敷地に銘木と変木を使った数寄屋造りの離れは当時のままで、わずか10棟と、そこを利用するものだけが季節の移ろいを感じながら、食事を通じて豊かな刻を紡ぐことができる。
物語性は富みにある。最初に出迎える中国福建省の門を模したと言われる茅葺きの八角堂、広島世界平和記念聖堂などを手がけた村野藤吾が設計した離れ「姫百合」のホール、料理に百楽荘内で採れる竹の子や椎茸などの食材を出す、等々。
また、当地ならではの大和野菜を活かした会席料理に舌鼓を打てば、この料亭のおもてなしの心を感じられる。(陶板焼は名物料理の一つ。会席料理の中にアクセントを加えている)「料理は、一個づつ組み立てていく、丁寧な仕事。奈良らしく、素材の良さ、季節感を出していきたい。」という料理長の言葉どおり繊細な料理は、会食の場に彩りを添える。
この百楽荘で特別な日の過ごし方は主に5つのシーンがある。慶事・祝事(結納・長寿等)、ビジネスでの接待、法事、色々な集まり(町内旅行、歓送迎会等)、そしてプライベートな食事(旅行等)での利用が主となる。料理の料金的な幅も広く、気軽にランチから本格会席まであり、利用人数も家族、友人等の小グループから60名まで対応でき、幅広く利用されている百楽荘は、奈良の食文化の奥深さを物語っている。
部屋での食事 | ||
クレジットカード | JCB,VISA,MASTER,DC,ミリオン、AMEX等 | |
駐車場 | 30台(無料) | |
送迎 | ||
宴会 | 30名様まで | |
芸姑・コンパニオン | ||
外国語対応 |
【会食最大収容人数】 60人 |
〒631-0024 |