長閑な入り江の町、懐かしい町並みの小さな温泉地。この温泉津の町はレトロとかローカルという言葉がしっくりくる。温泉地に入り、本館の輝雲荘でチェックインを済ませ、別邸静仙館へ向かう。静かな町並みを歩いていると、昭和レトロの名を欲しいままにしそうな薬師湯と元湯が現れた。外観のノスタルジーにしばし酔う。さらに進むと、本館から3分くらいで別邸静仙館に着いた。
町家を一棟貸した宿で誰にも気兼ねなくくつろげる。時を飛び越えて、その時代の息遣いが感じられるような外観にもう気持ちはタイムスリップ状態。室内の間取りも当時を思わせる。がしかし、トイレもお風呂も最新の設備が整えられていて、不便さは皆無だった。快適に過ごせて、それでいてノスタルジーに浸れるところが良い。
町は日が落ちて灯りが灯るとますます魅力的に映る。この日はコートがいるような寒い日だったが、夕暮れ時に元湯の外で顔をほてらせながら涼んでいる人の姿があった。それもそのはず、入ってみて納得。とにかく湯が熱い。入り方は地元の方から伝授してもらって、足からかけ湯を何度もして、徐々にならしていく。長くは浸かっていれないので、出たり入ったりしながら温もった。湯の華が床に付き、湯が流れていく道ができていた。万病に効果があると口コミでの利用者や常連客も多く、日帰り温泉としても親しまれ、 県外からのお客様も増えているそうだ。
自由に出たり入ったりしながら、食べたり、巡り湯したりと我が家のように気楽に楽しめるのは一棟貸しの真骨頂だ。
お一人様料金 | 期間 | 1名1室 | 2名1室 | 3名1室 | 4~8名1室 |
素泊り | 平日 | ¥7,700 | ¥6,600 | ¥5,500 | ¥4,400 |
休前日 | ¥8,800 | ¥7,700 | ¥6,600 | ¥5,500 |
部屋での食事 | ||
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クレジットカード | JCB,VISA,MASTER,DC等 |
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駐車場 | 16台(無料) |
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送迎 | 温泉津駅まで(要事前連絡) |
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洗顔セット | 歯ブラシ、歯磨き粉、フェイスタオル、石鹸 |
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バスセット | バスタオル、浴衣 |
貸し出し品 |
【収容人数】 8人 |
〒699-2501 |