瓦屋根が続く家並み、焼杉の壁、小さな路地、それらは子供の頃に訪れた瀬戸内の原風景を思い出させる。宿は大崎下島の豊町大長にある。かつては黄金の島と謳われた大長ミカンの島だが、ホーロー看板の風化が一つの時代が流れたことを物語っている。この宿も行き過ぎた改修がなくミカン農家の面影があり、どことなく昔の佇まいを残していて、この界隈の風景に溶け込んでいる。
宿名の「跳びしまBASE」の“跳”には、今の場所からジャンプして次の場面に着地するという思いを込めているそうだ。余計なものが何もない築80年の古民家宿で、偶然の出会いや何かしらの刺激を受けて一歩踏み出すきっかけを掴んだり、日常の喧騒から離れてゆっくりと心身を癒したり。宿の窓からは宇津神社の参道が見える。古くより災難除けの神として多くの参拝者が訪れているそうだ。長い参道を歩くと、心静かに癒されるひと時が訪れる。
また、路地裏散策が楽しめる御手洗町並み保存地区は、宿から徒歩20分程度の場所にある。飛石を渡るように奥へ奥へと島を渡ると、当時からきっと変わっていない波の音や潮の香りを感じることができるだろう。宿泊する人の“跳ぶ”を手助けてしてもらえるような滞在の時間になるかもしれない。
お一人様料金 | 大人 | 子供 (小学生以下) |
宿泊料金 | ¥6,600 | ¥3,300 |
お食事料金 | 【夕食】¥1,600コース、¥2,500コース (ともに創作和食レストラン「SEAFRONT DINING 新豊」のお弁当) 【朝食】¥700 |
部屋での食事 | 夕食、朝食ともにリビングルーム(兼ダイニング)でお召し上がりいただきます。 | |
クレジットカード | ||
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駐車場 | 1台 |
送迎 | ||
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洗顔セット | タオル、石鹸、歯ブラシ(100円) |
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バスセット | バスタオルのみ *浴衣(館内着)のご用意はしておりません。 |
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貸し出し品 | 電動アシスト付自転車 1,500円 / 3時間(3時間以上は3,000円) |
【収容人数】 7人 |
〒734-0301 |